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【巻頭特集】グローバル化の加速へ 海外研修の積極活用を ~会宝産業(株)

印刷ページ表示 更新日:2014年10月30日更新

巻頭特集

人口減少による国内市場の停滞や海外市場の拡大を背景に、県内企業においても国際展開への意欲が高まっている。今後、さらなるグローバル化の加速に向けて、より効果的に海外向け人材を育成しようと、海外での実地研修に取り組む企業が増えてきていることから、新たに研修制度を立ち上げたり、外部の研修・実習制度を活用するなどして、海外での人材育成に取り組む3社を紹介する。

JICAと連携し、ボランティアとして海外派遣

近藤典彦社長の写真使用済みの自動車から、中古部品を製品として再生、販売する会宝産業(株)(金沢市)。売り上げの75%を輸出が占め、取引先はアジア、アフリカ、中南米の74カ国に広がる。タイ、ケニアなど5カ国には販売拠点となる合弁企業も設立した。
 同社では、海外の担当となる社員を育成するため、約3年前から海外での市場調査や商談に挑戦したい社員を1週間から10日間、希望する国へ派遣する制度を実施してきた。さらに海外志向の強い社員を後押しするため、今秋からは国際協力機構(JICA)の「民間連携ボランティア制度」を活用し、社員1人を2年間、ガーナに農業ボランティアとして派遣する。アフリカという日本とは全く異なる環境で、困難や逆境を克服できるタフな人材を育成するのが目的だ。ガーナには同社の合弁会社があり、ボランティアで得たものをその後の事業活動に還元できると期待している。
 「企業のグローバル化を進め、成長する途上国の市場を取り込むには人づくりが不可欠」。近藤典彦社長はそう話し、今後も海外事業に意欲的な社員を後押しするための環境整備に力を注ぐ考えだ。

グローバル人材育成をISICOがサポート
 海外研修に対する機運の高まりを受け、今年度からISICOは県とともに、「若手社員海外チャ レンジ研修支援事業」という海外ビジネスの担い手となる若手社員の育成に取り組む県内企業を支援する制度をスタートさせた。同制度を使い、来年2月末まで に20社が海外研修を実施する予定となっており、グローバル人材の育成として海外研修制度が普及することを期待している。
(平成26年度の募集は終了しました)

(お問い合わせ)
産業振興部 人材支援課…………………………TEL. 076-267-1145

 

企業情報

企業名 会宝産業 株式会社 
創業・設立 創業 1969年5月
事業内容 使用済自動車の引取・解体・破砕前処理など 中古車・中古自動車部品の輸出販売

企業情報詳細の表示

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備考 情報誌「ISICO」vol.77より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.77


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