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ウェブ関連技術の習得、ネットワークづくりを後押し

印刷ページ表示 更新日:2014年3月11日更新

ISICO編集部が発見! 今回の特ダネはこれだ!

県内の企業、団体が行っている話題性のある取り組み、ユニークな活動に注目しました。

優れた講師陣を招き年4回、セミナー開催

左から谷川仁弘代表、村中ゆかり監事、秋山英範理事、いちがみトモロヲ理事 Web Directors Forum(ウェブ・ディレクターズ・フォーラム/ WDF)は、ウェブ制作者や企業のウェブ担当者らを対象としたセミナーを年4回、3の倍数の月に開催している。毎回、東京をはじめ、全国から3~4人の講師を招き、多い時には100人近くの参加者が集まる。
 従来、同様のセミナーは東京や大阪など都市圏で開催されることがほとんどで、わざわざ石川県から出かける人も多かった。そんな現状に気付いた谷川仁弘代表が「県内で開催すれば参加者の負担も減り、地元のウェブ業界活性化にも一役買える」と考え、平成23年6月に有志とともにWDFを立ち上げ、平成25年4月に特定非営利活動法人として認定された。
 谷川代表をはじめ4人の理事が毎回知恵を絞るのが講師やテーマの選定である。ウェブの制作、運営に関する有益な技術やノウハウを紹介するため、テーマに応じて業界のトップランナーを招く。さらに、例えば、「成果を生むサイト運用のヒントを探る」をテーマにしたセミナーでは、「順位の表示に重要なポイント」「アクセス解析」「原稿作成」に詳しい講師を組み合わせるといった具合に、一つのテーマを体系的に学べるよう工夫している。
 こうした取り組みは回を重ねるごとに知名度が高まり、今では首都圏や関西からの参加者も増えた。

交通安全マップを作り得意の技術で社会貢献

WDFが開催するセミナー風景 技術やノウハウの習得と同様に重視するのが、参加者同士、あるいは参加者と講師との交流、ネットワークづくりだ。そのため、セミナー開始時に名刺交換の時間を設けたり、講師の著書等をプレゼントする抽選会を盛り込むなどして、打ち解けやすい雰囲気づくりを心がけている。
 セミナー終了後には必ず懇親会を開催。参加者同士が情報交換したり、講師からさらに詳しい話を聞いたりする交通安全マップのユーザー観察いい機会となっている。
 また、WDFでは「専門性を通じて地場産業や地元企業をIT面から支援する」ことを理念の一つに掲げ、具体的な取り組みを始めている。それが、金沢市立伏見台小学校の校下内で児童にとって危険な場所を表示した交通安全マップの作成だ。
 同校の育友会長を務める谷川代表が既存のマップは紙製で、印刷にかなりのコストがかかるという悩みの解決策としてIT化を提案。ウェブ上に公開することで、印刷費削減につながる上、外出時にスマートフォン等でも確認が可能になる。
 2月中旬の完成に向けてボランティアで制作に励んでおり、谷川代表は「この取り組みをモデルに、他の校下にも広げていきたい」と社会貢献活動にも一層力を入れる考えだ。

企業情報

企業名 特定非営利活動法人 Web Directors Forum
創業・設立 設立 平成25年4月
事業内容 ウェブ関連セミナーの開催など

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備考 情報誌「ISICO」vol.74より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.74


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