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【巻頭特集】県内企業とともに歩んで30周年 地場産業振興センターがリニューアル!

印刷ページ表示 更新日:2014年2月24日更新

【巻頭特集】県内企業とともに歩んで30周年 地場産業振興センターがリニューアル!

テープカット石川県の産業界を支援するため、昭和59年6月に竣工した石川県地場産業振興センターは今年で開館30周年を迎えた。これに先立って昨年9月から11月にかけて本館の改修工事を実施。12月20日には、30周年とリニューアルを記念して式典と講演会を開き、新装オープンを祝った。今回の巻頭特集では主な改修ポイントと講演要旨を紹介する。

省エネ性能の向上に配慮

移動観覧席の設営を実演 リニューアルにあたっては、大ホールや会議室・研修室、商談・展示コーナーなどの内装を改修したほか、傷みの目立つ外壁を補修した。大ホールの移動観覧席は従来、一部を手動で設置する必要があり、すべての観覧席をセッティングするには3人がかりで約15分かかっていたが、全自動化し、スイッチ一つで、5分程度で完了できるようにした。
本館大ホール 省エネ性能の向上も改修ポイントの一つだ。窓には太陽の直射熱を遮るペアガラスを採用。最上階部分には断熱材を追加、屋上全体に遮熱塗料を塗布し、空調負荷を軽減した。照明はエネルギー効率の高いLED やHf 蛍光灯に、空調機器も効率の良い機器に取り替えた。トイレは節水型便器を使用。また、県内企業が開発した太陽熱利用給湯器を新設し、トイレの手洗い器のお湯として利用している。こうした取り組みの結果、 エネルギー使用量が年間で約10%削減できる見込みだ。
 利用者の利便性向上にも配慮した。男女トイレにそれぞれ車いす利用者用の便房を設けたほか、多目的トイレにはオストメイト(人工肛門・人工膀胱(ぼうこう)保有者)対応設備を導入した。女性利用者の増加に合わせ、女子トイレには従来よりも2つ多い10の個室を設置。女性専用の授乳室・休憩室も設置した。
内装も一新。第5特別会議室スペースを拡大し、個室を2つ増やした女子トイレ太陽熱利用給湯器の集熱パネル 利用者からは「明るい雰囲気でホテルのようにきれいになった」と好評で、今後も産学官の交流促進、人材育成、販路開拓などに役立ててもらえるよう利用促進を図っていく。

地場産業振興センター
利用時間/ 9時00分~21時00分
上記時間で館内施設をご利用いただけます。
電話で空き状況をご確認の上、ご利用ください。
TEL. 076-268-2010

企業情報

企業名 公益財団法人 石川県産業創出支援機構
創業・設立 設立 1999年4月1日
事業内容 新産業創出のための総合的支援、産学・産業間のコーディネート機関

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備考 情報誌「ISICO」vol.74より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.74


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