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フェイスブックで情報発信 ワイン会開催で来店客増加へ

印刷ページ表示 更新日:2013年12月26日更新

 サイトにかける情熱 Passion to a site  

ISICOではインターネットによる販路開拓をサポートしています。支援先の中から、熱い思いを胸にサイトの改善に挑む、意欲的な取り組みを紹介します。

[ 酒前線 きたなか 金澤ワイン倶楽部 ]
https://www.facebook.com/kitanaka1951

4つのページを使い分け

ワイン会の様子 金沢市の中心部、竪町商店街で酒販店を営む「きたなか」。繁華街に立地するだけあって取引先には飲食店も多く、ワインや日本酒、ビールはもちろん、スピリッツやリキュールなど、幅広い品ぞろえが特徴だ。
 同社では約5年前にネットショップを開店したが、北中元章社長は「お客様の顔が見えない商売は性に合わない」と話し、約2年前からお互いの素性が分かるフェイスブックを活用した販促活動に力を入れている。
 フェイスブックは当初、北中社長の個人ページからスタート。その後、ISICO専門家派遣制度を利用してホームページドクターの北村錬充さんのアドバイスを受け、ワインや日本酒などに特化した3つのページを開設し、それぞれ新商品やセールの情報などを発信している。

その場で注文する参加者も

北中社長 メイン商材に位置づけるワインの販促活動では、とりわけワイン会の開催に力を注ぐ。これは、市中心部の飲食店で料理とワイン、会話を楽しむ会で、参加者の募集にフェイスブックを活用する。以前は案内ハガキを印刷、郵送していたが、フェイスブックならば、お金をかけずに済む。
 会は40~50代を中心に、毎回25名ほどの定員がすぐに埋まる人気ぶりで、多い時には月に4回開催されている。狙いは、会を通じて「きたなか」やワインのファンを増やし、店に足を運んでもらうことで、北中社長は「新規客が来店してくれるようになった」と手応えを感じている。会で用意したワインを気に入り、その場で自宅用にと注文してくれる参加者もいるそうだ。参加者との会話を通して、消費者がどんなワインを探しているのかが分かるので、マーケティングの場にもなっている。
 飲食店にとっても新規客の開拓につながるのでメリットが大きく、「ワインを仕入れるから、うちの店で会を開いてほしい」と新たな取引先を獲得できることもある。
 こうしたやり方は、決して爆発的に売り上げが伸びることはないかもしれない。それでも、北中社長はコミュニケーションを重視し、一人ひとりの消費者との絆を太くする戦略で業容拡大を目指している。

■ ホームページドクターからのメッセージ
ホームページドクター 北村氏北村 錬充(れんみつ)さん(株)LATERAL(ラテラル) 代表取締役

ワインはすべてのユーザーが商品知識に精通しているわけではないので、素人になると、どれを選んで良いのか分からない商材でもあります。北中さんの取り組みはフェイスブックを活用し、リアルにお客様と顔を合わせ、ワインの楽しみ方を共有し、参加者の信頼感を得ています。「ワインのことなら北中さん」というブランディングをさらに高めていきましょう。

企業情報

企業名 株式会社 きたなか
創業・設立 創業 大正3年4月
事業内容 酒類の業務店卸および酒小売販売

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備考 情報誌「ISICO」vol.73より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.73


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