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3工程を集約する研削盤で仕上がり精度が格段に向上

印刷用ページを表示する更新日:2013年9月6日更新

From USERs
各種支援制度の利用者に聞く

ISICOでは、企業の成長をサポートするためさまざまな支援制度を用意しています。
制度を利用して事業の拡大に成功した企業の取り組みを紹介します。

加工時間を大幅に短縮 ひずみ解消し最終工程へ

CNC複合立形研削盤  歯車の専門業者として50年近く歩んできた二水では、繊維機械や工作機械などに使われる直径10mmから1000mmの歯車を毎月1000アイテム以上製造している。これら多種多様な製品の生産をより効率化するため、平成24年2月、ISICOの設備貸与制度を利用して導入したのが、「CNC複合立形研削盤」である。
 複合研削盤で加工するのは、主に切削後に強度を高めるため熱処理を施した歯車だ。加熱した歯車はさまざまな角度にひずんでおり、複合研削盤ではそれを研磨して取り除く。これは最終工程の直前に行うもので、品質を左右する非常に重要な加工である。
笹田社長 以前は歯車の「平面」、シャフトが入り動力を受ける「内径」、他の部品と嵌合(かんごう)する「外径」と、研磨する場所に応じて工程を分けなければならなかったが、複合研削盤では1度セットするだけでこれら3工程すべての研磨が可能になり、加工箇所に応じて固定する位置を変えて作業していた従来に比べ、仕上がりの精度は格段に高まった。工程による加工機の使い分けが不要となり、作業時間も大幅に短縮された。

JGMA、JIS規格の最高ランクを実現

  同社が複合研削盤を導入した背景には、「この10年進めてきたJGMA(日本歯車工業会)規格、JIS 規格0級への挑戦がある」(笹田輝社長)という。0級はこれら規格の最高ランクにあたり、航空機など超精密機械の部品に用いられている。複合研削盤は、そんな同社の技術革新の切り札の一つと言える。
 CNC歯車研削盤さらに、今年7月には最終工程の歯面研磨用に「CNC 歯車研削盤」を設置。これら2種類の研削盤が両翼となり、同社では、0級の厳しい条件をクリアした。
 「これを弾みに航空機部品の製造にも積極的に乗り出したい」と笹田社長は意気込み、今年8月からはISICOの専門家派遣制度を利用し、航空宇宙産業の品質マネジメント規格「JISQ9100」の認証取得に向けた動きを本格化している。

企業情報

企業名 株式会社 二水
創業・設立 設立 昭和39年4月
事業内容 歯車やその関連機械部品の製造

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関連情報

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備考 情報誌「ISICO」vol.71より抜粋
添付ファイル 添付ファイルを開く
掲載号 vol.71