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鮮度にこだわった刺身 フェイスブックを活用して誘客

印刷ページ表示 更新日:2013年2月21日更新

ネット進出レポート
ネット販売による販路開拓

ネット販売を行っている県内の意欲ある店舗を支援するため、バーチャルショッピングモール「お店ばたけISHIKAWA」を開設しています。
ネットに進出し、さまざまな方法で販路開拓を行っているお店ばたけ出店者等を紹介します。

[おさしみ直送便
http://www.facebook.com/notosakana

オーダーメード感覚の鮮魚店

「おさしみ直送便」ホームページ 好み・予算・人数に合わせて能登から全国に刺身を宅配する川端鮮魚の「おさしみ直送便」が今、好評を得ている。このサービスの人気の理由は何と言っても抜群の鮮度の良さ。七尾には日本最大の定置網群があり、豊富な魚種が四季折々に水揚げされ、その中でも朝どれ・活魚などで刺身を用意している。
 「 七尾特産の赤西貝を入れてほしい」「盛り付けして皿ごと送ってほしい」「お祝い用に鯛の姿焼きを入れてほしい」など、さまざまな要望にこたえてくれるところも魅力だ。例えば「ホームパーティーでなるべく皿を使いたくない」というリクエストには自家製のマリネやサラダをアルミカップに小分けに盛り付けて、皿を汚さず、スムーズに取り分けられるように工夫した。ネット通販の責任者を務める川端 海富理(みどり)さんは「お客様の声が新しいサービス、商品開発のヒントになる」と笑顔を見せる。
川端さん 同社では実店舗とホームページを構えているが、インターネットの注文のうち、8割以上はフェイスブックを通じて寄せられる。フェイスブックページとして「おさしみ直送便」を開設したのは昨年3 月のこと。川端さんが友人から注文を受けたことが契機となり、ユーザー同士のつながりで瞬く間に評判が広まったそうだ。

出発点はふるさとの母から届くごちそう

 「東京で一人暮らしをしていた頃、七尾の母から届く荷物には刺身や焼き魚などがすぐに食べられるよう料理してあり、その中には素朴な能登の季節の味覚と親心が詰まっていた」。刺身のネット販売を始めようとしたきっかけは川端さん自身のそんな体験にある。当初はパソコンの電源の入れ方さえ分からなかった川端さんだが、実家の鮮魚店を手伝いながら市民大学講座に通って操作を覚え、平成22年にネットショップを開設した。その後、ISICOが主催するセミナーにも積極的に参加。写真撮影と画像加工に力を入れ、商品の鮮度やおいしさを伝えるなど、各講師から学んだことを生かしている。
朝どれの刺身に加えて、干物や惣菜なども組み合わせられる また、最近ではISICOの専門家派遣制度を活用。ホームページドクターのアドバイスを受け、フェイスブックで過去に紹介した写真をカテゴリーごとにまとめて閲覧しやすくしたり、複数のパソコンやスマートフォンを同期させて受注をリアルタイムに確認できるようにするなど、改善に取り組んでいる。
 今後はSEO 対策の一つとしてブログを開始するほか、季節の行事などに合わせた商品をバナーにしてアピールするなど、ネットショップの整備を進めていく計画だ。

企業情報

企業名 有限会社 川端鮮魚
創業・設立 設立 昭和36年2月
事業内容 鮮魚小売

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備考 情報誌「ISICO」vol.68より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.68


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