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省エネ診断を利用し、新工場の電気代を節減

印刷用ページを表示する更新日:2013年1月8日更新

From USERs

各種支援制度の利用者に聞く
ISICOでは、企業の成長をサポートするためさまざまな支援制度を用意しています。
制度を利用して事業の拡大に成功した企業の取り組みを紹介します。

有害物質を燃やして除去

「省エネ」を視野に建設した新工場 食品パッケージなどフィルム包装資材を加工する賀谷セロファンは今年7月、白山市内で本社工場を新築した。鉄骨2階建て、建築面積3,500平方メートルの本社工場には、同社が掲げる「品質」「衛生」「環境」という三つの生産ポリシーが具現化されている。
 例えば、精細な色味を再現する8色グラビア印刷機や高機能の多層フィルムを作り出デマンド監視装置すドライラミネート機といった最新機器を導入。それぞれに自動欠点検出機も備え、不良品の納入を防いでいる。
 また、工場内の気圧を外気圧より高くすることで、外部からのほこりや害虫の侵入を防ぐほか、従業員は入室時にエアシャワーを浴びるなど衛生管理を徹底し、クラス100,000※の空気清浄度を保つクリーン工場を実現した。
 平成20年に業界で初めて「グリーンプリンティング工場」に認定されるなど、環境問題に熱心に取り組む企業だけに、新工場にも新たな環境対策を盛り込んだ。その一つがドライラミネート機に設置した触媒燃焼式脱臭装置で、フィルムを貼り合わせる接着剤に含まれるVOC(揮発性有機化合物)を燃やして除去すると同時に、その際発生する熱をフィルムの乾燥工程で再利用することで、省エネと二酸化炭素の排出抑制につなげている。
 新工場の建設に当たっては、平成23年度中小企業経営革新支援制度を活用した。
粒径0.5μm 以上の塵埃が1立方フィートの空気中に100,000個以下の室内

専門家の提案受け電力契約を見直し

 「新工場は省エネを念頭に作った」という賀谷真尚社長の言葉通り、建て替え時には省エネ性能に優れた空調設備を導入したほか、空調効果を高める遮熱ガラス、LED蛍光灯と同じくエネルギー効率が高いHf蛍光灯を採用するなど、さまざまな工夫を凝らした。
賀谷社長 とはいえ工場の規模が大きくなり、設備も拡充した結果、エネルギーコストは旧工場に比べて2倍に増加。そこで、同社では県とISICOが専門家を企業に派遣し、光熱費の削減などに向けた改善提案を無料で行う「省エネ診断」を受け、デマンド監視装置を設置した。
 これは電力の使用状況をリアルタイムで" 見える化" する装置で、計測値を参考にピーク時の電力需要に合わせて電力契約を見直し、基本料金の低減につながった。
 また、省エネ診断によって、どういった設備がどの程度の電力を使用しているかが明確になったことも収穫の一つだ。同社では今後、社内で立ち上げた「環境委員会」を中心に使用電力量の多い設備から重点的に節電マニュアルをまとめる計画。賀谷社長は、さらに省エネ対策を進め、企業の競争力強化につなげたい考えだ。

企業情報

企業名 賀谷セロファン 株式会社
創業・設立 設立 昭和29年5月
事業内容 包装用プラスチックフィルムの製版、印刷、加工

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備考 情報誌「ISICO」vol.67より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.67

 


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