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水質、水量、使いやすさにこだわった超純水製造装置

印刷用ページを表示する更新日:2012年3月6日更新

トライアングル

県内では、産学官の連携によってニュービジネス創造を目指す動きが本格化しています。
ここでは、その実例に迫ります。

業界初、光触媒で有機物を分解

超純水製造装置「うるぴゅあ」(右)と「RO純水製造装置」 小松電子では、超純水製造装置「うるぴゅあ」の販売を本格化させている。超純水とは極めて不純物の少ない水のことで、医療やバイオ分野の研究、半導体や液晶の洗浄、医薬品の製造などに使われる。各種フィルターに加え、業界で初めて有機物を分解するために光触媒を採用。電気抵抗率や有機物量、生菌数といった指標において、さまざまな分野で求められる水準を大きくクリアした高品質の超純水を製造する。従来品と比べ、毎分3リットルと1.5倍の製造能力を誇り、体積比で3分の1というコンパクトなデザインも魅力だ。
 同社では、取引のあった徳島大学から依頼を受けて平成16年に開発をスタート。翌年に一号機を完成させた。その後、経済産業省の新連携支援事業、石川県の新商品等販路開拓実証評価事業などに採択され、金沢大学学際科学実験センターや金沢大学大学院自然科学研究科の協力を得て、実証試験を行った。
 平成20年には販売拠点として東京営業所を開設。ここ2年で販売が軌道に乗り始め、現在、メーカーや大学、研究機関などで導入が進んでいる。このうち筑波研究学園都市にある研究機関への販路拡大には、同都市と交流実績があるISICOの協力も得た。

ユーザー目線で商品を改良

 販路拡大の背景にあるのは、同社が取り組む“売れる商品づくり”だ。「どんなに性能が優れていても、売れなければいい商品とは言えない」(滝川洋専務)。そこで、同社では売り上げが伸び悩んでいた平成19年に石川、富山の企業や大学にヒアリングを実施。ここで得られたニーズを取り入れ、商品に改良を加えた。
滝川専務 例えば、フィルターの交換など、メンテナンスをユーザー自身ができるようにしたことも改良点の一つだ。これを実現するため、工具を使わず簡単に交換できるよう部品を作り直したほか、液晶ディスプレーに消耗部品の交換時期や交換履歴を表示するようにした。これにより、専門の技術者が作業した場合に比べ、年間維持費用が40%削減できるという。また、これまで固定されていた採水口を上下、左右に動かせるようにするなど、使い勝手も向上させた。
 平成23年10月には姉妹品として「RO純水製造装置」を発売。これは、水道さえあれば、電源がなくても純水を作ることのできる装置で、精密部品の洗浄や化粧品、食品の製造などに利用できる。「今後も水に関する商品を開発したい」。滝川専務はそう話し、これまでのノウハウを生かし、新事業の芽を一層大きく育てる考えだ。

企業情報

企業名 小松電子 株式会社 
創業・設立 設立 昭和44年5月
事業内容 電子回路・省力化機器・環境商品・医療用具の開発、設計、製造、販売

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備考 情報誌「ISICO」vol.61より抜粋
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掲載号 vol.61

 


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