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石川県とISICOは11月22日、日立プラントテクノロジー(東京)との「技術提案型展示商談会」を開催した。茨城県土浦市にある同社の社会・産業システム事業本部土浦事業所で開かれた商談会には県内企業35社が参加し、独自の技術や工法、製品をアピールした。当日は日立プラントテクノロジーと、同社に隣接する日立建機の技術者や資材担当者ら233人が来場し、見積もりや図面の検討依頼など、421件の商談が行われ、3件の取引が成立した。
(株)林鍛造所 かほく市
林鍛造所では、鍛造シミュレーションシステムを活用して品質向上やコスト低減について提案した。このシステムを使えば、仮想の金型を使って鍛造品を作ったときの状態を確認できるため、試作品の製造コストが削減可能。同時に、顧客の設計段階においても最適な形状を提案できる。
また、信州大学と長野県工業技術総合センターが開発し、同社が製造するボルトやナットは、激しい振動や衝撃が長期間続く環境でもゆるまない優れた性能で、多くの技術者から注目を集めた。
「こうした商談会は、企業のニーズや他分野の情報収集に役立つ」と話す林専務(右)と山下営業部長
企業名 | 株式会社 林鍛造所 |
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創業・設立 | 設立 |
事業内容 | - |
関連URL | 関連URLを開く |
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備考 | 情報誌「ISICO」vol.61より抜粋 |
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掲載号 | vol.61 |