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技術提案型展示商談会

印刷ページ表示 更新日:2012年2月27日更新

日立プラントテクノロジーと商談会
県内35社が技術提案
技術提案型展示商談会


石川県とISICOは11月22日、日立プラントテクノロジー(東京)との「技術提案型展示商談会」を開催した。茨城県土浦市にある同社の社会・産業システム事業本部土浦事業所で開かれた商談会には県内企業35社が参加し、独自の技術や工法、製品をアピールした。当日は日立プラントテクノロジーと、同社に隣接する日立建機の技術者や資材担当者ら233人が来場し、見積もりや図面の検討依頼など、421件の商談が行われ、3件の取引が成立した。

受注型企業が初参加

谷本知事(左から2人目)と日立プラントテクノロジーの飯泉執行役員 調査調達本部長(同3人目) 県外大手メーカーとの展示商談会はトヨタ自動車、三菱重工業、日産自動車、日立造船等に続いて8回目の開催となる。今回は部品や素材の加工法などについて新技術を提案する14社に加え、機械加工や溶接などを請け負う受注型企業21社が初めて参加した。
 日立プラントテクノロジー社会・産業システム事業本部では、発電プラントや化学プラントで使われる大型のポンプやコンプレッサーなどの産業機械を取り扱っており、商談会の会場となった土浦事業所は製造の中核的な役割を果たしている。
 当日は谷本正憲知事も駆けつけ、同社執行役員を務める飯泉悟調達本部長をはじめ、調達部門の幹部らと会場を視察。谷本知事は「小ロット製品の製造や高精度の加工技術に対するニーズに石川県のものづくり企業は十分に対応できる」とトップセールスを展開すると同時に、「すぐに成果が出なくても、商談会で生まれた縁を大切に粘り強く取り組んでほしい」と参加企業を激励した。

 

商談の進展に期待

 日立プラントテクノロジーが外部から企業を招いて商談会を開催するのは初めてのことである。視察を終えた飯泉本部長は「原価低減や生産性の向上にどのくらいメリットがあるのかがパネル等で分かりやすく表示されていて参考になった」と感想を述べた。また、新たに協力企業を探す際には、「実物を見られたり、インターネットだけでは得られない生きた情報を入手できる展示商談会が効果的」と話し、「何社かは取引できそうだ」と手応えを語った。
 飯泉本部長は「取引に企業規模の大小は関係ない」としながらも、「当社では直径が2000mmを超えるポンプなど大型の産業機械を製造していることから、品質はもちろん、大物を加工、製造できる技術を求めている」と説明。一方、素材では、性質の違う2種類の金属組成を併せ持ち、耐食性と強度に優れた二相ステンレスへのニーズが高まっていると話し、「二相ステンレスの加工技術を持った企業には今後も注目していきたい」と期待を込めた。

企業情報

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備考 情報誌「ISICO」vol.61より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.61


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