ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 情報誌ISICO > メニュー > 情報誌ISICO検索 > 一層の精度アップを目指し、4台の複合研削盤を導入

ViVOサイトへのリンク

活性化ファンド商品開発ストーリー集サイトへのリンク

じわもんセレクトサイトへのリンク

DGnetサイトへのリンク


一層の精度アップを目指し、4台の複合研削盤を導入

印刷用ページを表示する更新日:2012年1月16日更新

From USERs
設備貸与制度の利用者に聞く

ISIC Oでは、企業の設備投資を支援するため設備貸与制度で、企業の成長を後押ししています。
制度を利用して事業の拡大に成功した企業の取り組みを紹介します。

省エネ製品の部品を受注

山本社長(写真右)。山本社長の手前に見えるのがチャック プラスチック射出成形機や繊維機械、工作機械の主要部品として使われるシャフトやスピンドル(回転軸)の精密加工を得意とするサンエー精機。ミクロン単位の精度の高い仕事が持ち味で、取引先には大手上場企業の名前がずらりと並ぶ。
 3年前からはISICOの設備貸与制度を利用して、CNC立形複合研削盤、CNC 横形複合研削盤など、4台の研削盤を順次導入した。「これによって、より高い精度を求められる仕事の受注に向け、生産体制が整った」と話すのは同社の山本利也社長だ。
 例えば、同社の柱の一つである工作機械では、消費電力を抑えた“エコ機”が増加している。省エネ化を図るためには、より部品の精度を上げる必要があり、シャフトやスピンドルについても、これまで以上の同軸度、真円度が求められる。そういった場面で、これらの複合研削盤が威力を発揮するというわけだ。
 また、山本社長はここ数年、「環境に優しい製品づくりで社会に貢献したい」と、鉄道車両関連の省エネ型空調設備の受注にも積極的に取り組んでおり、これらの製造にも新たに導入した研削盤が活躍している。

従業員の創意工夫が石川ブランドに

 ところで、同社が設備投資した時期はちょうどリーマン・ショックで景気が冷え込んだ時期と重なる。同社でも、受注は大きく落ち込んだが、半年後には見事V字回復を果たしている。
 その背景にあるのは、決して設備の導入だけではない。「仕事がなければ、取りに行けばいい」と、山本社長は新規の取引先を求めて10カ月で約40社を訪問、4社を受注に結びつけた。従業員は手の空いた時間に作業標準書を作成。その数は300種に及び、作業の手順やコツを明文化することで、品質の均一化や向上に役立てている。
 さらに、困難な仕事でも、オリジナルの治具を作るなど、従業員が知恵を絞って乗り越えた。加工する際に素材を固定するチャックもその成果で、厚さ2ミリの薄肉素材を固定できるよう工夫した。このチャックはISICOの専門家派遣事業を利用して特許を申請中で、今年の石川ブランド優秀新製品にも認定されている。
超精密3次元測定器 このほか、工作機械では刃物台などの製造で必要となる複数の部品をキット化して納品する取り組みをスタートした。多いときには40点の部品の製造を一手に引き受け、1台分ずつまとめて届けるサービスで、在庫管理の手間が省けるなど好評だ。
 山本社長は今後も難易度の高い仕事へのチャレンジを通して、業績拡大を図る考えだ。

企業情報

企業名 株式会社 サンエー精機
創業・設立 創業 昭和48年3月
事業内容 工作機械、射出成形機、繊維機械、モーターなどの部品製造

企業情報詳細の表示

関連情報

関連URL 関連URLを開く
備考 情報誌「ISICO」vol.58より抜粋
添付ファイル 添付ファイルを開く
掲載号 vol.58