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県内中小企業が連携し、航空機部品を一貫生産

印刷用ページを表示する更新日:2012年1月16日更新

【巻頭特集】次世代ファンドの採択企業を決定

炭素繊維と航空機に集中支援

高林社長 高林製作所が次世代ファンドを活用して取り組むのは、航空機用油圧アクチュエータ(制御用の駆動装置)の一貫共同受注に向けた研究・試作開発である。
 同社は、ISICOが主催する受注開拓懇談会をきっかけに、約1年前から大手航空機部品メーカーに離着陸用の車輪を出し入れする油圧アクチュエータ用の部品を納めてきた。この際、熱処理やメッキ加工、非破壊検査といった特殊工程は社内に技術がないため、同社で加工した部品を装備品メーカーに送り、加工済みの部品を送り返してもらうというやりとりを何度も繰り返す必要があった。今回の計画では、こうした特殊工程を得意とする浅下鍍金(株)(白山市)や深田熱処理工業(株)(小松市)と連携。全工程を石川県内で一貫して受注、生産し、リードタイムの短縮や輸送コストの削減を目指す。非破壊検査は社内で対応できる体制を整える。
 国内には、材料調達から加工、組み立てに至るまで、特殊工程を含めて航空機部品を一貫生産できる企業あるいは企業グループは存在せず、海外からの輸入に頼っているのが現状だ。車輪の制御用以外にも、航空機1機に約30カ所で油圧アクチュエータが使われているほか、赤線で囲んだ部分が高林製作所が手がける製品イメージ同社がターゲットとする中・小型航空機は今後20年間で2万9千機の需要があると予測される。県内企業が一貫生産体制を確立すれば、受注獲得へ大きなアドバンテージを得ることになる。
 3社はすでに、受注に必要な航空宇宙分野の品質マネジメントシステム「JISQ9100」を取得しており、来年中には同分野における特殊工程管理の国際規格「Nadcap」を取得、平成23年の供給開始を目指す。
 高林健一社長は「航空機分野を将来の柱にしたい」と話し、今後、航空機部品で使われる超高抗張力鋼の加工技術を高度化するほか、非破壊検査を実施する人材の育成に力を入れる。

企業情報

企業名 株式会社 高林製作所
創業・設立 創業 昭和11年1月
事業内容 建設機械、産業機械、工作機械などの油圧部品の製造

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備考 情報誌「ISICO」vol.55より抜粋
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掲載号 vol.55

 


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