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積極的な設備導入でお土産業界のトップ集団へ

印刷ページ表示 更新日:2012年1月16日更新

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設備貸与制度の利用者に聞く

ISICOでは、企業の設備投資を支援するため設備貸与制度で、企業の成長を後押ししています。
制度を利用して事業の拡大に成功した企業の取り組みを紹介します。

チョコレート菓子が主力商品に

宮殿風の明るい社屋 全国の観光地や高速道路のサービスエリアなどで販売している土産用の菓子製造を手がけるタキサン製菓では、ISICOの設備貸与制度を利用し、商品ラインアップの拡充に成功した。そのカギとなった設備は、チョコレート菓子を製造する際に利用する充填システムで、平成16年3月に導入した。
 最大の特徴は、チョコレートとジャム、味や固さの異なるチョコレートクリームなど数種類の材料を、瀧口社長一度の充填で組み合わせて成型容器に詰められる点だ。さらに、以前、同社で使っていた機械に比べてスピードも格段に向上し、材料や形なども容易に変更できるため、多種多様な商品に対応できる。
 同社では従来、ウエハース系の菓子を数多く生産していたが、設備導入から6年、チョコレート菓子の生産量は増え続けていて、現在では主力商品の一つとなっている。「チョコレート商品に関しては後発分野だが、充填機を導入したことで、今では土産業界のトップ集団を走っていると自負している」と、瀧口正男社長は胸を張る。

過去のヒット商品にこだわらない

 同社がチョコレート商品の拡大に乗り出した一番の理由は、観光客のニーズへの対応が挙げられる。「チョコレート系だったり、クッキー系だったりと、土産用の菓子の売れ筋商品は常に変わっていく」。瀧口社長はこう話し、ヒット商品が出たとしても、それだけにこだわることはなく、ニーズに合わせ、柔軟に主力商品を増やし続けてきた。
 また、製造工程の効率化にも積極的で、昨年10月には、ISICOの設備貸与制度を再び活用。包装機老朽化していた包装機を入れ替え、箱詰めした商品の包装作業のスピード化と省力化につなげた。
 「お菓子には夢がなければ面白くない。楽しい夢を見られる商品を作り続けていきたい」と意気込む瀧口社長。食べる人の笑顔を思い描き、これからも観光地のニーズをいち早くつかみ取り、積極的に事業戦略に反映していく方針だ。

企業情報

企業名 タキサン製菓 株式会社
創業・設立 設立 平成11年1月
事業内容 土産用菓子の製造

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備考 情報誌「ISICO」vol.50より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.50


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