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豆腐にかける真摯な思いをメルマガやブログで表現

印刷ページ表示 更新日:2012年1月16日更新

ネット進出レポート
ネット販売による販路開拓

ネット販売を行っている県内の意欲ある店舗を支援するため、バーチャルショッピングモール「お店ばたけISHIKAWA」を開設しています。 ネットに進出し、さまざまな方法で販路開拓を行っているお店ばたけ出店者等を紹介します。

[白山とうふ工房 山下ミツ商店]
http://www.mitsu102.co.jp/

国産大豆100%のこだわり豆腐を販売

白山とうふ工房 山下ミツ商店 山下ミツ商店はおいしくて、安全・安心な豆腐づくりに定評がある。原料には、契約農家で栽培された国産大豆をはじめ、白山の伏流水と天然にがりを使用。手間がかかっても消泡剤(大豆を煮るときに出る大量の泡を消す添加物)を使わない上、包装後、加熱殺菌せずに風味を守るなど、そのこだわりは素材から製法に至るまで多岐にわたる。看板商品であり、白山ろく特産の「堅とうふ」は1丁600gが1050円と高値だが、そのおいしさと食感が多くの人を引きつけてやまない。
 同社の商品は本店(白山市白峰)のほか、2つの直営店(めいてつ・エムザ店/金沢百番街店)、県内のスーパーなどで手に入るが、店舗に足を運ぶことのできない全国の消費者への販路を担っているのが、約6年前に開設したネットショップである。
 ネットショップでは、同社の商品紹介を中心に、豆腐を使った料理のレシピなどが豊富なラインアップ鮮やかな写真とともに掲載されている。また、作り手の豆腐づくりや商売についての考え方がダイレクトに伝わってくるコンテンツも魅力の一つだ。山下浩希社長はメルマガやブログに原材料や製法、衛生管理に対するこだわり、日々の試行錯誤などを率直に記し、おいしくて、安全・安心な豆腐づくりにかける自身の姿勢を消費者に伝えている。

集客力アップに向け動画の活用へ

 ネットショップでの販売にあたっては、豆腐という商材ならではの悩みもある。その一つが、ちょっとした衝撃でも崩れやすいという点である。味に問題はなくても、形が崩れてしまえば商品価値は失われる。そこで、同社では容器の材質や形状に改善を重ねたほか、山下社長「私は豆腐です。手渡しで大事に運んでください」と表記したシールを貼って配達業者に注意喚起するなど、対策を施している。
 ネットショップの売り上げは徐々に伸びてきてはいるが、それでもまだ会社全体の数%に過ぎない。とはいえ、「情報社会だけに、立地に左右されないネットショップは必須と考えており、将来は収益の柱に育てていきたい」と山下社長は力を込める。今年6月に大豆の播種の様子を動画で撮影してブログで公開したところ好評だったことから、これからはネットショップ上に工場内の様子なども動画で公開するなどして、商品の独自性や安全性を分かりやすくP Rすると同時に集客につなげていく考えだ。

企業情報

企業名 株式会社 山下ミツ商店
創業・設立 創業 明治20年
事業内容 大豆製品の製造、販売

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備考 情報誌「ISICO」vol.49より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.49


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