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【巻頭特集】自動車産業への販路拡大に向け、県内企業がトヨタと商談会

印刷ページ表示 更新日:2012年1月16日更新

巻頭特集

石川県とISICOは8月28、29日、愛知県豊田市のトヨタ自動車サプライヤーズセンターで「新技術・新工法展示商談会」を開催した。この商談会は、県内企業がトヨタ自動車(株)およびその関連企業に技術や商品を紹介する取り組みで、機械や繊維など県内の51企業が70テーマについてアピールした。今回の特集では、その中から6社の提案について取り上げる。

51社が技術力をアピール、2日間で1600人が来場

 「新技術・新工法展示商談会」は、昨年6月にトヨタ自動車の張富士夫会長が石川県庁を訪れた際、谷本正憲知事が県内に集積する技術力の高い中小企業とトヨタグループとのマッチングを要請して、実現したもの。ISICOでは、商談会に向けてプロジェクトチームを立ち上げ、出展企業に提案方法などについてアドバイスした。
 当日はあいにくの空模様にもかかわらず、2日間で幹部社員や開発担当者など約1600人が来場。約6600件の商談が行われ、会場は終日熱気に包まれた。出展企業は、コストや作業効率などについて既存の技術や商品と比較したデータを示しながら、自社の技術や部品が具体的に自動車のどの部分で役立つかを来場者に説明し、商談成立を目指した。
 来場者は熱心にメモをとったり、質問を投げ掛ける姿が目立ったほか、見積もりや試作品製作の依頼なども相次ぎ、関心の高さをうかがわせた。出展企業からは、「自動車メーカーと直接商談できるいいチャンスになった」「皆さん目的を持って来場しているので、効率良く商談が進んだ」「もし、採用されれば、企業の信用度の向上につながる」といった声が聞かれた。
来場者で賑わっている商談会の様子 29日には谷本知事、渡辺捷昭トヨタ自動車社長も会場を訪れた。企業の説明を受けた渡辺社長は先進的な技術に感嘆したり、担当者に導入を検討するよう指示を出す一方、コストや改善点について指摘。谷本知事に、「開発の進度を上げると同時に、我々のニーズをうまく引き出してほしい」と語り、会場を後にした。
 次ページからは、商談会に出展した6社の取り組みを紹介していこう。

企業情報

企業名 公益財団法人 石川県産業創出支援機構
創業・設立 設立 1999年4月1日
事業内容 新産業創出のための総合的支援、産学・産業間のコーディネート機関

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備考 情報誌「ISICO」vol.42より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.42


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