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地域で喜ばれる設備を併設し、店舗の魅力をアップ

印刷ページ表示 更新日:2012年1月16日更新

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ISICOでは、企業の設備投資を支援するため設備貸与制度で、企業の成長を後押ししています。
制度を利用して事業の拡大に成功した企業の取り組みを紹介します。

コインランドリーや精米所を次々導入

洗濯機6台、乾燥機6台を備えたコインランドリーが本業の集客につながっている 写真 永谷誠行社長が経営する「ニューライフながたに」は、衣料品をはじめ、雑貨や食品、酒類などを販売するスーパーストアである。国道249号沿いに位置する約500平方メートルの店舗には、商品が所狭しと並び、生活必需品が何でもそろう店として地域の人々に親しまれている。
 同店ではこれまで、ISICOの設備貸与制度を利用して敷地内にさまざまな設備を導入し、店舗の魅力アップに取り組んできた。
 まず最初が平成11年に設置したコインランドリーとコイン精米所である。周囲からは「洗濯機は各家庭にあるからニーズが少ないのでは」という声もあったが、大量の衣類をスピーディーに洗濯、乾燥できる上、毛布など大きなものも洗えるとあって好評だ。
 精米機の需要も堅調だ。特に、米の収穫期には、農家から直接玄米を買う消費者はもちろん、永谷社長 写真親戚などに米を送る農家の利用も多く、1台では足らなくなり、平成13年には2台目を導入。今年6月には七尾市舟尾町にもコイン精米所をオープンさせた。新しい精米機は、ニーズが増えている無洗米にも対応する。
 平成16年には店舗のすぐ隣に、ドライブスルータイプのコイン洗車場をオープン。買い物や洗濯、精米、洗車などがワンストップで利用できるようになっている。

地域貢献が第一 店舗との相乗効果も

国道249号沿いに位置する「ニューライフながたに」 写真「 ニューライフながたに」は平成元年に、車でのアクセスを便利にし、店舗面積を大幅に拡大するため、それまで商店街にあった衣料品店を現在地へと移転したのが始まりである。開店後しばらくは順調に売り上げを伸ばしたが、近隣にコンビニエンスストアやドラッグストアなどが出店したことなどから平成6年ごろから成長に陰りが見え始めたという。
コイン精米所は他地域に比べても高い稼働率を誇っている 写真 そこで永谷社長が考えたのが、コインランドリーやコイン精米機、コイン洗車場の導入だった。一見、統一感がないように感じられるラインアップだが、共通して言えるのは「地域の人に喜んでもらえるビジネス」だと永谷社長は話す。
 洗濯の合間に買い物を楽しんだり、洗車場を利用するために、これまで店に足を運んでくれなかった若者が来店するようになったりと、本業にも相乗効果をもたらしている。
 釣った魚を冷やすのに安く氷が買えれば便利だろうと、今年6月にはコイン製氷機も設置した。地域にどんなニーズが眠っているのか。永谷社長は今日もアイデアを巡らせている。

企業情報

企業名 有限会社 ながたに
創業・設立 設立 昭和63年8月
事業内容 衣料品、雑貨、食品の販売

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備考 情報誌「ISICO」Vol.35より抜粋

(有)ながたに
■所在地
七尾市中島町中島20-2 TEL 0767-66-1226
■代表者
永谷 誠行
添付ファイル
掲載号 Vol.35


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