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難易度の高い多品種少量部品に強み

印刷ページ表示 更新日:2012年1月16日更新

いしかわ発! 熱血企業
企業の成長戦略を探る

石川県には、キラリと光る技術を持つ企業がたくさんあります。
そういった技術力を認められ、県外企業からも幅広く受注に成功しているものづくり企業の成長戦略を紹介します。

 中本鉄工では工作機械、産業機械部品などのプレス加工や精密板金を手がけている。3年前からは、厚物板金の加工に取り組むほか、工場内において組み立てまでを請け負うなど、単なる部品製造にとどまらない付加価値づくりに努めている。
 同社の特徴の一つは、取引先の約90%を県外企業が占めている点にある。これは「地場の企業同士が、限られた市場をお互いに奪い合っているだけでは大きな成長を望めない。県外に活路を見出すべき」という先代社長の考えを踏襲したものだ。4年前に経営のバトンを受けた中本由之社長は、この方針を大切に守っている。創業以来、足しげく通って開拓してきた取引先に加えて、ISICOの受発注あっせん業務を通じ、関東・関西・中京地区を中心に取引先を拡大してきた。
 地理的ハンデをはね返し、県外企業から継続的に受注できる背景には、確かな技術力のほか、多品種少量生産への対応力がある。中本社長は、「県外の企業でも、難易度が高く少量生産の部品については、受注先を探しているのが現状だ。ブレーキプレス機での加工では、女性スタッフも技術力を生かして活躍しているあえて、そうした仕事を請け負うことで信頼関係が深まる上、社員の技術力向上にも役立つ」と話す。
 一昨年、昨年と大型板金の溶接工場、組立工場が新たに稼動を始めた。創業40周年を迎える今年は、設備を更新し、さらに作業効率を向上させる予定だ。
 今後は、取引企業への提案を積極的に行うと同時に、多品種少量生産に磨きをかけていく。

企業情報

企業名 株式会社 中本鉄工
創業・設立 設立 昭和42年9月
事業内容 工作機械・産業機械部品などの板金溶接、プレス加工

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備考 情報誌「ISICO」vol.32より抜粋
添付ファイル
掲載号 vol.32


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