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アルミの精密鋳物から高速精密加工・組立を手がける谷田合金は今年8月、本社工場の隣に新工場を増設した。新工場には5軸加工ができる横マシニングセンタを2台導入。すでに稼働している5台の5軸制御マシニングセンタと併せ、生産能力は1.5倍にアップした。
同社が得意とするのは、こういった工作機械を駆使した加工難度の高い精密部品である。中でも現在、主力となっているのが車やバイクのエンジン部品の試作、開発である。これらは薄肉で形状も複雑だが、それを3次元の設計データに沿って高精度で削り出していく技術で高い評価を得ている。市販車用の試作、開発はもちろん、優れた技術が認められ、モータースポーツの最高峰であるF1やモトGPにも同社の製造したエンジン部品が用いられている。新工場の建設は、こういった需要の増加を受けてのもので、さらには航空機用部品など、新たに広がるニーズにも対応している。
以前は
企業名 | TANIDA 株式会社(旧:谷田合金(株)) |
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創業・設立 | 創業 |
事業内容 | - |
関連URL | 関連URLを開く |
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備考 | 情報誌「ISICO」vol.26より抜粋 |
添付ファイル | |
掲載号 | vol.26 |