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■研究できる環境を求めて
昨年12月、フロンティアラボに入居したフジタ技研では、自社製品の納期短縮について研究を進めている。
同社は金型部品の製造を手がけており、ミクロン(1000分の1ミリメートル)単位で金属に膜をつくる独自のコーティング技術で、日本全国から発注されるほどの信頼を得ている。
しかし、高いクオリティーで客先から支持される一方で、「納期をもっと短縮できないか」との要望も寄せられていた。それを受け、安藤英治社長は、「品質を落とさず、なおかつ納期を半分に短縮したい」と考え、技術者の多能工化を進めることにした。
同社では今まで、1人が数十台のうち1台の機械を担当し、専門的なスキルを高めていく方針をとっていた。しかし、トラブル発生時に担当者が休んでいると対応し切れない上、作業はもちろん工程管理まで担当者任せになっていたため、客先の短納期化の要求に応える
企業名 | - |
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創業・設立 | 創業 |
事業内容 | - |
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備考 | 情報誌「ISICO」vol.23より抜粋 |
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掲載号 | vol.23 |