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■制御盤から格納ボックスメーカーへ
後発の不利はね返した“IT”
ITをうまく活用することによって、現状を一変させることも不可能な時代ではなくなった。
そのモデルが、制御機器や情報機器を格納するステンレスボックス、スチールボックスを製造する三興電機製作所(金沢市)である。
長らく制御盤を主力製品にしてきた同社が、格納ボックスへとギアを入れ替えたのは今から3年ほど前のこと。手間ひまのかかるオーダ品の割には利益率の低い制御盤の成長性に見切りをつけ、量産が可能な格納ボックスのフリックスシステムの開発に取り組んだ。
そして、その格納ボックスで、同社独自のフリックスシステムをバックアップしているのがITである。具体的には、標準仕様で設計してあるステンレスボックス、スチールボックスに、クライアント指定の寸法(幅、高さ、奥行き)と部品取付に必
企業名 | - |
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創業・設立 | 創業 |
事業内容 | - |
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備考 | 情報誌「ISICO」vol.17より抜粋 |
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掲載号 | vol.17 |