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【巻頭特集】11年目を迎えてリニューアル 7人の起業家が事業プラン競う スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2017

印刷用ページを表示する更新日:2017年12月25日更新

巻頭特集

ISICOは10月26日、県地場産業振興センターで「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2017」を開催した。これは将来有望な起業家を発掘するコンテストで平成19年度から毎年開催している。11年目を迎えた今年は名称を改め、女性起業家賞、地域活性化賞を新設したほか、県外在住者が入賞した場合、UIターンを支援する補助金100万円を上乗せするなどリニューアルした。当日は過去最多と並ぶ154人(県内119人、県外35人)の応募者の中から審査を勝ち抜いた7人が事業計画をプレゼンテーション。アイ・オー・データ機器の細野昭雄会長をはじめ起業家やベンチャーキャピタル、金融機関の担当者らが審査した。今回の巻頭特集では、今後、ISICOが集中的に支援する最優秀起業家賞1人、優秀起業家賞2人のほか、地域活性化賞を受賞した2人の取り組みを紹介する。​

最優秀起業家賞​ 

河合 成樹 氏の写真すぐ近くで起きそうな犯罪 防犯アプリがお知らせ​

河合 成樹
(株)コーデセブン

 500万円のスタートアップ補助金が交付される最優秀起業家賞に輝いた河合成樹さんは「お守り防犯アプリMoly(モリー)」について発表した。
 Molyは警察やネットから収集した事件の情報やユーザーから投稿される情報をデータベース化し、 以前に事件のあった現場にユーザーが近づくとスマートフォンにメッセージを送って注意を促すアプリだ。 防犯ブザーの機能も付いている。既に25都道府県で利用可能で、石川県でも県警や野々市市と連携しサービスの提供を開始した。
 個人ユーザーによるアプリの利用は無料。蓄積した事件データを独自開発した人工知能(AI)で分析して犯罪を予測するシステムを警察や自治体、警備会社などに販売して収益を得る計画で、現在、大手企業4社とプロジェクトが始まっている。3年後に5億円の売り上げを目標に掲げる。
 河合さんは静岡生まれの石川育ちで、現在は東京で事業活動を行っているが、将来的には石川でも拠点作りを計画する。「東京に比べると県内の事件情報はまだ少ないが、県民の協力を得て、石川を世界一安全なモデル地域にしたい」と意気込んでいる。

優秀起業家賞・女性起業家賞 

赤坂 友紀 氏写真自然栽培されたバナナを加工 貧困地を元気づけるビジネスへ​

赤坂 友紀
ブルードット

 優秀起業家賞と女性起業家賞をダブル受賞した赤坂友紀さんは、フィリピン・レイテ島で貧しいがゆえに農薬や肥料を使わず自然栽培されたバナナを使った加工食品の輸入販売を手がける。台風に見舞われたレイテ島で復興支援活動を続けるうち、一時的なサポートでなく持続可能なビジネスを作ろうと思い立った。被災地支援で築いた信頼関係を生かし、農家の組織化、加工工場の建設などを実現。今春バナナチップスを商品化したところ好評で、オーガニックショップなどに販路を拡大した。今後はスーパーフードとしてアメリカで注目を集めるバナナパウダーの商品化に着手する。

優秀起業家賞 

藤井 匠也 氏の写真日本初の教育に特化した移動動物園を展開​

藤井 匠也
ZOO TIME

 藤井匠也さんは「楽しいだけの動物園ではもったいない。教育に特化した楽しく学べる動物園を作りたい」と今年4月に起業した。ほ乳類、鳥類、両生類、昆虫など約30種をそろえ、教育機関や福祉施設などで移動動物園を開設。また、動物を実際に観察しながらの年齢に応じた講演にも力を入れている。動物愛護も考え、触れ合いに重点を置くのではなく、動物を知るためのガイドと意味のある少しの触れ合いを実施するまったく新しいスタイルだ。動物本来の動きを見せるためタカのフライト実演なども行う。数年後には中部地方全域に営業エリアを広げる考えだ。

地域活性化賞 

福嶋 葉子 氏の写真能登島の活性化、国際化へ 外国人向けゲストハウスを開業​

福嶋 葉子​

 8年前から能登島で地域づくりに携わる福嶋葉子さんは今年7月、能登島で初めて外国人旅行者向けの交流型ゲストハウスを開業した。民宿として使われていた建物をリノベーションし、旅行業界で長く働いた経験を生かして旅行者が日本の田舎の暮らしに触れながら、ゆっくりストレスなく滞在できる環境を提供する。英語での対応も可能だ。「インバウンドは能登島が観光で地域づくりをするための重要な外貨獲得手段。それがさらに地域の活性化、国際化につながれば」と話し、外国人と接する機会が増えることで地元の子どもたちの教育にも貢献したいと考えている。

地域活性化賞 

山田 真名美 氏の写真ローカルメディアで情報発信 地域や人とのつながりを後押し​

山田 真名美

 東京生まれで、結婚を機に夫の故郷である加賀市に移住した山田真名美さん。移住コンシェルジュとして活動する傍ら、昨年11月からは加賀市のヒト・コト・モノにフォーカスして、情報発信するサイト「加賀ぐらしのススメ」を運営している。サイトをきっかけに移住の相談や視察の依頼が増えたほか、取材などで知り合った人たちをマッチングすることで、新たな地域活動が生まれることもある。今後はバナー広告の掲載などで収益化を図るほか、「どんなに小さくてもサイトを続け、地域活性化に向けて新たな出会い、つながりを作りだしていきたい」と意欲を燃やす。

ファイナリストと発表テーマ 

桑原 浩美 氏の写真​世界に誇る城下町へ!
伝統芸能で迎えるエンターテイメント型武家文化観光の提案

桑原 浩美
(株)オフィスK​

村井 将則 氏の写真離島型VPP サービス
「PowerPlantCloud」

村井 将則
(株)i-Spread

灘村 忠幸 氏の写真優秀な外国人の能力を活用したワンストップ雇用推進事業
外国人ワーキング創出 新夢譚

灘村 忠幸
アウル(株)

角舘 浩太郎 氏の写真本と人の出会いを生み出す手書きPOPの総合プラットフォーム
POPSTAR

角舘 浩太郎
(株)雷公鞭

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企業情報

企業名 公益財団法人 石川県産業創出支援機構
創業・設立 設立 1999年4月1日
事業内容 新産業創出のための総合的支援、産学・産業間のコーディネート機関

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備考 情報誌「ISICO」vol.97より抜粋
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掲載号 vol.97