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ISICOと中部経済産業局は2019年度から、経営課題を抱える中小企業と経験豊富で専門的な知識やノウハウを持つ人材を結び付ける「経験値活用型サポート人材交流会」を開催しています。3回目となる今年10月5日には11社が参加し、専門人材との個別面談に臨みました。
経験値活用型サポート人材交流会は、社内のリソースだけでは解決が難しい経営課題に悩む中小企業とその課題を解決に導く県内外の専門人材をマッチングする事業です。
ISICOでは申し込みのあった中小企業から経営課題を聞き取り、ニーズに応じた専門人材を1社あたり3~5人選定し、個別面談の場を設けます。専門人材の選定には約1,000人が登録する(一社)中部産業連盟(名古屋市)のデータベースを活用しています。
個別面談は専門人材1人につき25分間です。すべての人材と面談後、これはと思う人がいれば、双方で支援方法や報酬などの条件を取り決め、契約を結びます。
過去2回では計24社が参加し、このうち8社が専門人材の支援を受けました。中部経済産業局管内では石川県の参加企業数が最多となっています。
10月5日に県地場産業振興センターで開いた交流会では、ものづくり企業など県内に事業所を構える11社が12テーマで参加し、県内外から集まった23人の専門人材と個別に面談しました。
中小企業が抱える経営課題は多岐にわたります。中でも多いのは「IoTを活用した製品を開発したいがセキュリティに関する知見がなく、対策を指導してほしい」「新商品をECサイトで販売したいがノウハウがない」といった商品開発や販路開拓に関する悩みです。
ISICOの担当者は「社内の人材だけで対応が難しい課題の解決には、専門人材の知識やノウハウの活用が有効です。交流会は来年度も開催を予定しているので、ぜひ多くの企業に参加してほしい」と呼び掛けています。
【お問い合わせ】
ISICOコンサルティング事業部 経営支援課 TEL.076-267-1244
企業名 | 公益財団法人 石川県産業創出支援機構 |
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創業・設立 | 設立 1999年4月1日 |
事業内容 | 新産業創出のための総合的支援、産学・産業間のコーディネート機関 |
関連URL | 情報誌ISICO vol.119 |
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備考 | 情報誌「ISICO」vol.119より抜粋 |
添付ファイル | |
掲載号 | vol.119 |