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次代に受け継がれる 夢あるビジネスモデル構築に邁進 (株)OkuruSky

印刷用ページを表示する更新日:2017年12月25日更新

次代に受け継がれる 夢あるビジネスモデル構築に邁進

<平成25年度活性化ファンド採択事業>

事業名

醸造用ブドウの少量生産に対応した加工品「フィグログ」の開発販売展開事業

商品名

 ひとつのフィグログ

フィグログ

キャッチコピー

 ワインの最高の伴侶をお届けします

開発の経緯

穴水町において『魅力ある複合的な地域づくり』をコンセプトに、自然の中での様々な体験を通して「食農」「観光」「地域連携」「ネットワーク構築」「人材育成」等に取り組むユニークな企業が(株)オクルスカイである。代表の村山智一さんは、もともとは建設業を営んでいたが、穴水町に能登ワインが設立されるにあたり、その醸造用ぶどうの生産地として、祖父の代からの栗畑が転用される形で平成17年から新規に農業参入したのが今日の原点である。以来、村山氏は自然と格闘しながら醸造用ブドウの栽培農家として歩んできて、何かワインのお供になるような商品が作れないかと考え、世界にひとつしかない商品との思いを「HI TO TSU(ひとつ)」というブランドに託し、ピクルスやクラッカーなどを自社で製造販売してきた。

次なる看板商品として村山氏が目をつけたのがフィグログである。日本人にはほとんど馴染みがないが、イタリアのマルケ州の伝統料理で、無花果・プルーン・レーズン・胡桃などを砕いたものに蜂蜜を加えて練り混ぜ固めたもので、ワインのつまみとして親しまれている。自社の醸造用ブドウの新たな用途を模索していた村山氏にとって願ったり叶ったりの商品であり、その取り組みが25年度の活性化ファンドに採択された。

クラッカー ピクルスとワイン

新規性

前述のとおり、日本人には馴染みのない商品だけに、国産のレーズンから手がけたフィグログは日本初ということも村山氏のやる気に火をつけた。とはいえ、醸造用ブドウは種が堅く、干しぶどうにしてから種を取り除く作業に手間がかかる上に、どんな味なのかも分からず、試行錯誤を繰り返し、輸入品を取り寄せて味見をし、ワインを扱う飲食店のシェフにも協力を仰ぎ、納得できる味のものができるまでに半年以上を要し、ようやく「ひとつのフィグログ」ができあがる。まさにメイドインジャパンの第一号フィグログの誕生である。

フィグロ津 フィグログ

こだわり

自社農園のシャルドネ、ピノノアール、セイベルなどをレーズンにし、穴水町産の能登栗、石川県産の無花果、国産の胡桃とプルーンを赤ワイン等で味付けしたものに国内産の蜂蜜を加えて練り込み、世界に一つしかないメイドイン穴水のひとつのフィグログができあがる。パッケージはあえて中が見えない箱にし、中身への期待を煽る。中には、塩漬けしたシャルドネの葉でフィグログが包まれており、ブドウの葉の包みを広げると中からフィグログが出てくるという心にくい演出がなされている。原材料は可能な限り地元石川県内産にこだわり、蜂蜜については当初は国内産だったが、今は内灘町産のアカシアの蜂蜜を使っている。

販売価格

1本 1,200円(税別)

フィグログ フィグログ

課題と方向性

フィグログの販売にあたっては、日本人に馴染みのない商品だけに詳細に説明し納得した上で買ってもらう手法がベストと考え、イタリア料理店やリカーショップ、ワインバーなどワインと関わりの深い店に置いてもらい、シェフやオーナーからお客様にフィグログについて説明してもらいながら販売実績を伸ばしてきている。味付けやナイフでカットした際の断面の美しさを出すための練り方など、まだ改良しなければならない点があり、完成度をさらに高めるべく多くの人の意見を聞きながら調整を進めている。

これまで穴水町の公共施設「四季の丘」を指定管理制度を活用し、同社の様々な取り組みを展開する拠点として活用してきているが、新たに町内に所有する土地にカフェと商品の直売所、ログハウスを建設し、能登を満喫してもらえる複合施設『HI TO TSU』のオープンに向け準備中で、この施設の完成により、社名のOkuru Skyに込めた次世代につながる事業の広がりに一歩前進となり、プログラムのさらなる充実に邁進する村山氏である。

Okurusky村山智一氏
     村山智一 氏

店舗概要

 ・商 号 (株)OkuruSky(オクルスカイ)
 ・住 所 鳳珠郡穴水町字鹿波ハ1-1
 ・TEL 0768-58-1522
 ・URL http://okurusky.jp/