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| 事業名 | 能美市辰口産のゆず、遣水観音霊水、加賀丸いも、薬膳スパイスを使用した「体にやさしい健康志向のレトルトカレー」の開発 |
|---|---|
| 商品名 | 加賀・能美の里山カレー |
| キャッチコピー | 「加賀丸いも+辰口ゆずでカレーが大変身!!」 |
観光土産品の企画・デザインを手がける(有)サカモトアートシステムの坂本晃志社長は、地元である旧辰口町が町おこし事業の一環として昭和56年にスタートさせた「ゆずの里」構想により、地元で収穫される辰口ゆずに着目し、平成19年より地元産のゆずを使ったゆずドレッシング、ゆず果汁、ゆずみそ、ゆずのり、ゆず茶、ゆずドリンク、ゆずポン酢、ゆずこしょう等々を次々と商品化してきている。
そんな中、昨今のご当地カレーブームで金沢カレーが知名度を上げてきていることから、地元の辰口ゆずを使った健康志向のカレーづくりに取り組み、平成24年に商品化にこぎつけ、平成24年度石川県産業化資源活用推進ファンドの認定を受ける。
全国に様々なカレーがある中で、ゆずと加賀丸いもを使ったカレーはこれまでなく、斬新な発想である。なおかつ地元の遣水観音の霊水(白山の伏流水)、50種類もの薬膳からなるスパイスを使い、試行錯誤を繰り返し、度重なる試食を経て、ようやく納得できるカレーができあがる。
「カレーの味付けについては、味覚が十人十色のため、全ての人に美味しいと言っていただくことは難しいですが、お酒が好きな方には人気があり、やみつきになる味だと好評を得ています」と顔を綻ばす。ゆずの香りがするカレーのおいしさを是非多くの人に体験してもらいたい。

先述のとおり、原料となる辰口ゆずにはヘスペリジン、ナリンギン、オーラプテンという3つの栄養成分が含まれている。これらは、糖尿病予防、発ガン抑制作用、ダイエット、認知症予防などに効果があると言われている。また、加賀丸いもには、消化酵素のほか、ビタミンB1・C・Eなどが含まれており、便秘解消や高血圧予防、疲労回復などの効果が期待されている。
カレーの味の決め手となる薬膳スパイスは、薬膳食品の開発に定評のある日本薬膳(株)のスパイス&ハーブミックスにキトサンや3Aカルシウムを強化したキトハーブを用いている。もちろん、合成保存料や人工甘味料は一切使用していない。パッケージデザインについても、陳列した際にいかに目立つかを第一に考え、箱を立てて並べた場合でも商品名をアピールできるように箱の表裏のみならず上下、側面全ての面に商品名を印刷したこだわりのパッケージとなっている。
レトルトパックのまま3~5分間湯煎するか、別の容器に移してラップをかけ電子レンジで1~2分温めるだけで食べられる。
同社ホームページからの購入(送料別途)のほか、金沢駅百番街、能美市のたがわ龍泉閣・まつさき旅館の売店
製造ロットが限られるため、通常のレトルトカレーに比べると価格はどうしても割高になる。そのため、量販店向けではなく観光土産品を販売するところをターゲットとしている。これまでのところ、金沢駅百番街では月に50食程度コンスタントに売れているとのことで、北陸新幹線が開業するとさらに売れ行きが伸びることが期待できる。顧客の中には地元産品として、首都圏のお得意先に記念品的に配るといった大口購入者も。
今後の販路開拓の課題として、地元百貨店の食品売場、高級路線のスーパー、空港売店などをターゲットに営業に力を入れたい考えだ。さらなる新商品としてゆずのお粥も試作を進めているところで、可能性を追求する坂本社長のモノづくりに賭ける情熱は留まることを知らない。

坂本 晃志 社長
| 商 号 | 有限会社サカモトアートシステム |
|---|---|
| 住 所 | 能美市和気町井46 |
| TEL | 0761-51-6615 |
| URL | https://sakamoto-art.jimdo.com/ |