ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 活性化ファンド商品開発ストーリー集 > メニュー > 食品 > 子供たちを 魚好きにする いかしゅうまい (有)角源海産

いしかわ産業化資源活用推進ファンド事例集ViVOサイトへのリンク

じわもんセレクトサイトへのリンク

いしかわ商品カタログサイトへのリンク

店ナビいしかわサイトへのリンク


子供たちを 魚好きにする いかしゅうまい (有)角源海産

印刷用ページを表示する更新日:2017年12月25日更新

子供たちを 魚好きにする いかしゅうまい

     <平成25年度活性化ファンド採択事業>

事業名

地の食材を活かした地域色あふれる「北前仕込み いかしゅうまい」の開発

商品名

 北前仕込み いかしゅうまい

  いかしゅうまい いかしゅうまい

キャッチコピー

 とまらない 美味しさ いかしゅうまい

開発の経緯

小松市の南加賀公設市場内に拠点を構える(有)角源海産は、地元産の魚を原料にした押し寿司や昆布巻き等の卸が主要業務であるが、近年子供たちが魚を食べなくなってきている傾向を憂慮し、家庭で気軽に子供たちが喜んで食べてくれる冷凍食品づくりを模索していた中で、地元能登・小木港で水揚げされるするめいかに注目する。

子供が好きな食べ物の一つであるしゅうまいの中にいかを入れたいかしゅうまいならいけるのではないか、早速試作品づくりを繰り返しながら、中に入れるいかの量や味付け、形状などを工夫し、何度も試食を繰り返した結果、地元石川では珍しい「いかしゅうまい」が完成した。地元能登・小木港産のするめいかを活用した商品開発が評価され、25年度の活性化ファンドに採択される。

新規性

冷凍しゅうまいと言えば、スーパーで販売されている10個程度入って100円~150円前後で、その中身は肉・えび・かにが主流である。しかも原料は輸入品か冷凍である。その点、同社のいかしゅうまいは、地元能登・小木港で水揚げされたするめいかの胴体部分を優先的に使用し、自然が相手だけに漁獲量が少なく地元産が確保できない場合には、歴史的に縁の深い北前船の航路にある北海道から富山にかけての日本海側で水揚げされたものを使うことにしている。

いかと共に主原料となる玉ねぎについても可能な限り地元産にこだわり、どうしても不足する場合は北海道産を使用している。試作品の製造過程では、しゅうまいの皮が多すぎると食感がかまぼこを食べているような感じになるため、適量を見つけ出すのに何度もやりなおしたようだ。とりわけ、肉しゅうまいに負けない美味しさを出すのに苦労したようで、そこが最も力を注いだポイントでもある。

    いかしゅうまい いかしゅうまい

こだわり

「子供たちに地元で水揚げされた新鮮ないかを原料に使った安心・安全で、本当に美味しいいかしゅうまいを食べてもらいたい一念で商品開発に取り組みました」と福岡秀典専務は熱く語る。その思いの一端が、1つ1つ全て手づくりで丁寧に製造されていることだ。

冷凍またはチルドの一般的なシューマイと比べると1個の大きさが3倍近く大きく、しゅうまいの皮を細かく短冊切りにしたもので皮が包まれているため、蒸し上げるとあたかも花が咲いたような美しさになる。一口食べると、香ばしいイカの香りが口いっぱいに広がり、目を閉じると日本海の潮騒が聞こえてくるような錯覚さえ覚える美味しいしゅうまいである。いかの食感がしっかり残るようペースト状にならないように留意した点もポイントだ。

従来のいかしゅうまいは、いかだけでなく、魚肉を混ぜた商品が多いのに対し、同社のしゅうまいは、いかと地元産の玉ねぎに様々な調味料で企業秘密の味付けを施したいか本来の風味が伝わる商品づくりが特徴だ。「いいもの、ほんもの、うまいもの」これが福岡専務の目指すところである。

調理方法

 電子レンジまたは蒸し器で5分程度蒸し上げる。蒸した方がよりいかの風味が増すとのこと。

販売方法

 小松空港売店または直接同社へ電話注文。送料別途で発送可能。

販売価格

 北前仕込 いかしゅうまい  10個入り740円(税込)

課題と方向性

商品はできたものの、これから販路開拓が課題である。現時点では小松空港の売店でしか販売していないが、空港売店はコンスタントに売れているとのこと。生協でも試験的に販売してもらったが、売価が通常の冷凍食品に比べると高いため、売れ行きはいまひとつだったよう。商品として販売するだけでなく、地元の道の駅『こまつ木場潟』では、レストランのメニューに使用されている。

また、大阪の大手居酒屋でもメニューに採用されているとのこと。道の駅『こまつ木場潟』では、春先に地元産のたけのこを入れた特製いかしゅうまいを限定販売して好評だったことから、今後、加賀蓮根などの加賀野菜を入れた限定商品の開発にも取り組む考えだ。加賀野菜は人気があるものの、食材としてはコストアップになり、価格的に厳しい面が悩みの種のよう。手づくりのため1日100パック、個数にして千個作るのが限界とのことだが、一日も早くパートさんを増員し、大忙しになることを祈念したい。

     角源海産専務
          福岡秀典 専務

会社概要

 ・商 号 有限会社 角源海産
 ・住 所 小松市本江町ホ1番地  南加賀公設市場内
 ・TEL 0761-24-3533
 ・FAX 0761-24-3534