令和６年度補正予算事業「地方誘客促進に向けたインバウンド安全・安心対策推進事業」の公募（観光庁　締切：R7.9.26）

事業目的・背景・課題

災害が激甚化・頻発化する中、訪日客が旅行中に災害に遭うケースも想定されるとともに、訪日客が増加する中、旅行中に医療機関を受診するケースも増加することが想定される。

更なる地方誘客促進に向けて、訪日外国人旅行者が日本各地を安全・安心に訪れることができる旅行環境整備が必要であり、地域における観光客を含めた危機管理体制の検討・構築、多言語での正確な情報発信、観光施設等における非常時対応機能強化、医療機関におけるキャッシュレス決済等の整備等を推進する。

事業内容

1. 地域における観光危機管理計画の策定補助
   各地域における訪日外国人旅行者を含めた観光客に対する災害時の対応方針等の計画策定を支援。

2. 観光施設等の避難所機能・多言語対応機能の強化
   訪日外国人旅行者の一次的な安全・安心確保のため、観光施設等における非常用電源装置や多言語対応AED等の整備、多言語機能の強化等の環境整備を支援。

3. 医療機関の訪日外国人患者受入機能の強化
   訪日外国人旅行者が医療機関を受診する場合の利便性向上に向けて、キャッシュレス決済の導入、医療機関内の多言語化等の環境整備を支援。

補助対象事業者

• 観光案内所・観光施設等を設置し、若しくは管理する者
• 観光地における店舗・事業所等を運営する者
• 病院・診療所等を設置し、又は管理する者
• 地方公共団体

※補助対象事業者であっても、宿泊事業及び交通事業に係る施設の整備は補助対象外となります。

補助率

補助対象経費の２分の１以内
※ただし、「災害時等における観光危機管理の強化」は、補助対象経費の２分の１以内かつ上限500万円。

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