概要 |
”世代間ギャップ”を認め・埋める姿勢
PART1 「違い」をどうやって埋めるか
- 新入社員を指導していくには、彼ら彼女らの特徴を理解することが最初のステップです。このパートでは、最近の若者世代への特徴を解説しています。また、新入社員を指導していくにあたって大切な「指導のスタンス」についても考えることができます。
PART2 ケースで考える指導のポイント
ケース1「このほうが早いですから・・」
- タイムパフォーマンス(タイパ)を優先し、自分で考えようとしない新入社員。メールの文面をネットからコピーして使っていました。上司は「自分の言葉を使ってほしい」と考えていましたが、あっけらかんと「このほうが早いですから」と新入社員は答えました。
ケース2「やりたいことが決まっているんです」
- キャリア志向が強く、希望する部署に配属になるかどうか気になっている新入社員。ため息ばかりつき、目の前のことに集中できていない様子です。上司は「まずは実習をやり切ってほしい」と考えていますが・・。
ケース3「いや、でも空気的に・・」
- 指導員から「良い意見だから会議で発言して」と頼まれた新入社員。ところが、会議では指名されても「大丈夫です」と言うだけで発言しませんでした。指導員が発言しなかった理由を聞きますが「空気的に・・」と言って、その場から立ち去ってしまいました。
ケース4「私なんて・・」
- 仕事で結果を出した新入社員は、周りの人から称賛の声をもらいます。指導員は「次のステップとしてレベルアップした仕事をしよう」と声をかけますが、「私は同期と同じタイミングでいい。私だけというのはやめてほしい」と訴えます。「どうして?」とたずねる指導員に対し「私なんて・・」と言って提案を受け入れませんでした。
ケース5「有名な人が言うんだから・・」
- アイデアを出すように求められた新入社員は、同期に相談して有名なSNSアカウントに書いてある内容を採用し、上司たちに伝えました。「君がこれを採用した理由は?」とたずねられたところ「フォロワーが10万人もいるアカウントだから間違いないと思って」と答えます。
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